ケニア 3泊4日サファリ マサイマラ
ジャンボ!
昔、おかあさんといっしょの「ドレミファどーなつ」でゴリラのそらお君が挨拶をしていた。
ハクナマタタ!
ライオンキングでやたら連呼されて耳につくよね。
これら全てケニアやタンザニアの東アフリカで話されるスワヒリ語。人生で記憶に残ってきた言葉たち。
同世代以上なら分かるだろうが、どうぶつ奇想天外で目にしてきた動物園とはまた違う野生動物たちとサバンナ。
それらが全てあるケニアにやってきた。
日本からよりもインドからだと割とすぐ着く。
エアアラビア にて デリー → シャルージャ → ナイロビ でトランジットを入れて10時間程。
今回はサファリを確実にしたかったので、事前に予約してきた。日本語が絡むとどこも大体高くなるので、下記のサイトから。
Safaribooking
https://www.safaribookings.com/
様々なサファリの見積もり、予約が出来る。
今回、自分が選んだのは3泊4日のマサイ族の村訪問を含むツアー。ホテルからのピックアップ&ドロップ、宿泊、食事、サファリ全て込みで420$。ひとり旅なので、プライベートではなく他の人達もいるものを選ぶ。値段はサファリの宿泊先のランクなどによるみたいです。
少し市内から離れたところに宿をとっていたので、6時45分にピックアップ。(ちなみに朝早く空港に着く便だと、それに合わせてのピックアップも可能)
他の参加者と合流しいよいよマサイマラへ。
途中、ビューポイントだとお土産屋を併設している草原を一望できるエリアにも立ち寄り。
昼飯休憩所のトイレも綺麗。絵が独特!男性側とかおばちゃんやん。
道もほんまに近くになるまではアスファルトで舗装されてるので、全然快適。(※インドに比べて)
そんなこんなしながら、到着したのが15時30分くらいだから、休憩をいれながらも8時間くらいかけて、今回の宿泊先のLamachanda Campへ。いい感じ。
1時間程の休憩を挟んで、夕方のサファリへ。
早速、チーター。カッコいい。
そして、ここでの食物連鎖の頂点ライオン。
月も出てきて、ワイルドさに拍車がかかる。
その他の草食動物もここにあげてたらきりがない程の色んなものに出会える。
夜は他のツアー参加者やマサイ族と一緒に火を囲み、色んな話に花をさかせる。こーゆーのが一番楽しい時間。
翌朝は6時に出発して、マサイマラの奥地、タンザニアとの故郷にあたるマラ川を目指す。
朝日も登ってきてヌーが映える。
ライオンのカップルも朝からいちゃつく。
レオパードは草むらから睨む。
途中タンザニアとの国境。簡単に越せちまう。。
21mでタンザニア、5mでケニア。今いるここは誰のものでもないそう。国境って不思議。
そして、辿り着いたマラ川。
大体13時だから7時間くらいは色んな動物みながら進んできた。
ここではカバ、カバ、カバ。こいつらはどの動物より凶暴。アンパンマンのカバオ君は優しいのに。
実は珍しいことのようだけど、水のないとこにもカバが。
ここらでお昼を食べてキャンプ場までまた戻る。
やっぱりここは野生。動物は食べられ、食べを繰り返す。
ビールでも、漫才師でもないキリンもたくさん。
結果、この1.5日でBIG5と言われる動物のうちサイ🦏以外には会えました!!
途中途中のご飯も美味しいし、これは良し!
ただ、シャワーのお湯が出なかったり、トイレの水の流れが悪かったりと気になる人はもう少し予算を増やした方が快適かも!
予算に余裕があればセスナでナイロビ市内からもぶっ飛んでくる事も可能。
それでは次は「マサイ族に出会ったーー」と森本レオ風に行きましょう!
インド メガラヤ州ノングリアート
インドのSeven Sistersと呼ばれる州の一つメガラヤ州。地球の歩き方にもちらって載っているくらいやから、まぁ普通は行くチョイスはない、が以前からどうしても行きたい場所の一つだった。
それは、この生きる橋と呼ばれる木の根っこで作られた橋を見たかったから。
これがまた秘境というより、辿り着くのになかなかの体力がいる。
まずこの州までデリーからは州都のシロンまで
1.コルカタ経由シロン ※AirIndigoにて一便
2.アッサム州グワハティ そこから陸路にてシロンまで大体2時間30分程度
3.アッサム州グワハティまで電車もあるみたい
とまずシロンまでが行きづらい。
グワハティからシロンまではローカルが使用するSumoと言われるシェアジープ?みたいなのがあり、定員数になると出発する。
それだと安く移動出来る。その時々なのかもしれないが365ルピー。
まぁ不快適。けど、値段的にこれがバックパッカーさんにはおススメ。
そのシロンからチェラプンジというエリアまで、2時間程。こちらもまたSumoで80ルピー。
このチェラプンジは世界でも有数の降雨量を誇るエリアのよう。まぁ、やることはないので、小高い丘に登ってみる。
とりあえずここで暗くなって来て1泊。
こんな田舎やけど、宿は複数ある。その中で一番安い感じのGreen Valley Lodgeへ。
1泊800ルピー、風呂なし、トイレ自分で水を流すパターンのやつ。近くのほんと良さげなところは2500ルピーとか言っていたので、この辺の相場は高そう。
ご飯は周辺にいくつか食堂的なところがあるが、翌朝に行ったここの豚のぶっかけ飯?的なやつはうまい。昼には魚もあった。
そして、さらにこのチェラプンジから生きる橋の入り口となるノングリアートまで車で1時間程。ここからはタクシーだか、道が悪いとかなんとかで400ルピーとなかなか。。。バスも9時頃には通るらしいが、どうも怪しいので、仕方なくタクシー。
一瞬、歩けるかと思ったが、結果歩くべきではない。理由は後ほど分かる。
入り口
そして、ここからが勝負。
3600段にも及ぶ階段を2時間程かけて下って行った先にある。。この階段がつらい。降りきるころには膝はもう笑ってる。
でも、最高の自然が待っている。
川魚も泳ぐ。
インド人は水遊び。
とこの大自然と戯れた後には、もちろん下ってきたものは登らねばならない。3600段。。。
登り終わる頃には膝は大爆笑。
そこからまたあのぎゅーぎゅー詰めのSumoに乗りながら来た道を戻る。
ほとんどはこのノングリアートに1泊されて行かれる方か多いみたいです。ホームステイも複数あるみたいなので調べてみてください。
インド 西ベンガル州コルカタ
元々はカルカッタと呼ばれ、東インド会社など交易の中心地として盛えた町。西やら東やらややこしい。
これまたトランジットにての超限定滞在。
しかも、夜中に到着したので、やることも何もないだろうな、と思われたが広いインドでもちょうどこのエリアが一番の盛り上がりをみせるドゥルガープージャが行われていた。
ヒンドゥー教の女神ドゥルガーを祝う祭り。2019年は9月29日から10月8日まで。
これらがドゥルガーだろうか。街にこういうモニュメント的なのが飾ってある。
ちなみにドゥルガーはカーリーとも呼ばれる。
カーリーはインドでも人気のシヴァの奥さんである。これがとんでもなくて、血と殺戮を好み、旦那を踏みつけている絵が有名。生首掲げる神さま。。腰掛けは腕やし。。
さて、そんなコルカタで朝は平和だろうと街に繰り出す。時間も限られてるので、ホテルからも近そうな花市場に。
人、人、人、人
えぐい。大陸の力を感じた。
そして、湿気がすごいのか汗が止まらん。
また元気な時に戻って来よう、とコルカタにさよなら。
インド グジャラート州アーメダバード
急な予定変更にて乗り継ぎに時間が出来たので、グジャラート州アーメダバードを少し観光。
この州は日本人にとってはかなり「キツイ」州。何故ならば、Dry Stateといって「禁酒州」だからだ。Dryとはよく言ったもので、ビールLoverにとってはアルコールに飢えて渇いて干上がってしまう。それでも特別な許可証を取れば飲めるのは飲めるみたい。
さて、観光とはいえ制限時間は2時間のみ。
ということで一番行きたかった、アダラジAdalajという階段井戸へ。空港から片道約30分程度。
外国人300ルピー、インド人35ルピー。
取れるところからは取ろうということなのか、割と高い。
見所は10分くらいで終わってしまうが、もはや井戸なのか疑わしいほどの美しさ。
オートリキシャだと中々交渉もうまくいかないので、OlaやUberなど使った方が安いし確実。空港からは確実に捕まるだろうが、帰りがあるのかどうかというところ、、、一応、表記には出てくるけど、怪しい。
インドでの交渉
海外旅行、特にインドでは予定は詰め込むと良くない。。まず定時に何かなされる方が稀だと理解しておく方が裏切られた気持ちにならず良いですね。
今回の旅行ではラジャスタン州ジョードプルからグジャラート州アーメダバード経由アッサム州グワハティまで飛ぶ予定でしたが、飛行機の遅れの為にあからさまに間に合わなくなりました。そもそもかなりギリギリだったので大丈夫なのかと心配してましたが、MakeMy Tripさんを信じてたけど、やっぱりダメ。
しかし、ここはインド交渉社会。
航空会社に事情を説明して、遅れたのはそっちなのだからあくまでこちらには非はないでしょとアピールをした上で、どんなオプションがあるか尋ねる。
明日のものしか出来ない。ここで使われるのが「Only」。この単語は信じちゃいけない。すぐ出てくるOnlyなんて、なんの限定もしていないんです。
もっと探させる。こちらからも提案をする。かれこれ30分、従業員4人ぐらいと話をし、飛行機のルート自体を変更してもらうことが出来ました!
ヒンディー語では異常な修正でシステムからキックされる、などと話し合っていたが、最後はなんとかなった模様。
西ベンガル州コルカタ経由のメガラヤ州シロンは高くて諦めたやつで、しゃあなしアッサム州グワハティからのバスでシロンを目指そうとしていただけに割とラッキー。
その乗り継ぎ先で時間ができたので、空港のオートで市内の観光名所へ。最初に往復、待機時間全て込み込みで400ルピーと話してオッケー。したはずだが、降りるや否やいきなり1400ルピーに爆上げ!!
おかしいやろがーーーい
ってなった途端に、片道400ルピーだ!だから800だとの主張。引かないよ。そんな交渉。
軍人を仲介に呼ぶ。
いい人やったけど、言った言わないの水掛け論になりお互いの主張の金額の間よりちょっと低いとかろの550ルピーで着地に。これは負け戦。
インドは言ってダメ元での交渉が大事。
自分が最終的に得たいもの以上に要求、オーバーリアクションしておかないと何も得られない。
これがインド。
商売スキルは確実に上がるが、自分以外は信じれなくなる。
インド ラジャスタン州ジョードプル
インド ラジャスタン州 通称「ブルーシティー」と呼ばれるジャイプールへ。
ここはONE PIECE アラバスタ編の舞台にもなったといわれる場所。かなり好きなシーン。
故にバスが街に着くやいなや、モデルとなったとされる時計台へ。ここからはメヘラーンガル城砦も望める。
今ここでアラバスタ編全編を読み直したい。。。
そんな欲求はさておき、このメヘラーンガル城砦まで歩いていく事に。
クロックタワーからメヘラーンガル城砦へは大通りを通っていける表門か、後々分かったのだが、旧市街(ブルーシティー)を通っての裏門からがある。
とりあえずGoogle先生の教えの通り表門を目指す。途中、大理石で出来た墓廟があるジャスワントタダ Jaswant Thadaへ。
そこから徒歩10分ぐらいで入り口に。
ここまで割と歩くし、坂もあるのでオートとかで来た方が無難。歩いてる人はほぼいない。そして、そんなに街並みは青くない。。旅人が操るPhoto shop 先生にやられたか。
城砦内には寺院や博物館がある。
オーディオガイドもあるのでじっくり見たい人にはおススメ。この数日、各地で同じような博物館を回って来たので、展示物にはもうお腹いっぱいの自分には不要。
何よりブリーシティーと呼ばれる城外の景色を城壁より見たかったが、子供、女子しか何故かいけないようになっていた。。
ヒンズー教寺院
博物館内
1時間半くらいかけて回り終えると、今度は裏側から出てみる。実はこちら側がブルーシティーと呼ばれる所以であることに気づいた。
こちらに向けて城内を下っていく。
確かに青い。写真映えする。
ただこちら側のルートやたら犬多いし、噛み合ってるのもおるし、これインドに住んでるからまだいいけど、観光だけで来ると割とびびるかな。それも含めてインドですが。
さて、そろそろ歩きも疲れたので、ホテルに向かいます。
今回、お世話になったのは
YOGIS GUEST HOUSE 6人部屋ドミトリーで400ルピー。冷房もあり、お湯も出るし、部屋も綺麗。
何より夜はテラスより
フォートビューが。あー、快適。
このまま、ONE PIECE が読みたい。
インド ラジャスタン州ジャイサルメール 砂漠編
ゴールデンシティーとの名称を持つジャイサルメールへ。一生に一度は砂漠で寝てみたく、TOKYO PALACEにて予約出来る1泊2日の砂漠宿泊キャメルサファリツアーへ。
キャメル。
グルガオンでも乗ったことはあったが、やはり想像以上に大きく、そして、けつがまぢで痛い。。。これで長距離は絶対無理。。
そんなキャメルにゆられること1時間ほど。
砂漠っぽいところで降ろしてもらって、砂丘にて自由行動。
日本に来たことがある台湾人夫婦と一緒で、彼ら曰く鳥取砂丘だと。写真の撮り方を工夫しないと、砂漠感が出せない。
同伴していた人達は黙々と晩飯を作り始める。20年間やってるとのことでこなれたもんだ。
皿は砂で洗うのがプロフェッショナル。
ビールも言っておけば手配してくれる。King Fisher大瓶で1本200ルピー。ぬるいけどありがたい。
夜は更けていき、辺りは真っ暗で静寂に包まれるかと思いきや、遠くの方からインド人のダンスミュージックが砂漠中に響き渡り、パキスタン方面では雷が。雨こそ降らなかったが、一瞬砂嵐っぽいのに見舞われテントもぶっ飛んでいく。
夜2時頃には風こそ強くても、星空が見える。残念なのは他の方のブログのようには満点感は感じれない。
テントが風にバタバタとなびく音を聞きながら、寝れたような、寝れないような。
朝日を一人で眺める。
そして、朝飯を食って、痛いけつに鞭打ちながら、来た道を戻っていく。。
けつが痛い。。